Perspectives Irelandというオンライの学習スペースは、Process-Based TherapyやRFTに関する講義やワークショップ、スーパーバイズなどを提供しています。Yvonne Barnes-Holmes先生のRFTの講義があったので受講してみました。全部で8回のオンデマンドでの講義です。1本のビデオは20分程度なので、合間時間に見ることができます。RFTのことをほとんど勉強したことのない人でも、理解できるように、とてもシンプルに整理された内容です。残念ながら英語の字幕さえもないので(もちろん日本語も)、聞き取るしかないところが難点です。
アイリッシュの人の英語はとても早口で、聞き取るのが大変なことがよくあります。Yvonne先生もいつもはかなり早口ですが、ビデオではとてもゆっくり話してくれています。私は、Otterという英語のディクテーションソフト(無料版もあります)を日頃使っています。外国の方のカウンセリングやビデオの字幕付けの作業の時にはとても役立ちます。ほぼ正確に書き起こしてくれます。聞き落としているところはそれを使いながら、勉強しています。本当に、テクノロジーの進歩は、私たちの学習を手助けしてくれます。Otterで書き起こしたものを、DeepLなどの翻訳ソフトに入れれば、おおよその意味は掴めるのではないかと思います(ただ、専門的な話なので、Deep Lは追いつかないかもしれませんが)。
さて、オンデマンドでの授業では、RFTの基礎から学んでいきます。恣意的に適用可能な関係反応(AARR)の基礎的な知識から始まり、機能の転移と変換の説明、そして、HDMLフレームワークとその臨床適用へと進んでいきます。20分間の中で、それを平易に、整理された形で紹介しているのは、見事です。こんなふうに説明ができたら、聞いている人は理解しやすいだろうと思います。
私がRFTの話をすると、どうしても冗長で、分かりにくくなってしまいます。お手本になるビデオです。これが99ユーロというのは、リーゾナブルだと思います。ぜひ、皆さんも挑戦してはどうでしょう。例えば、TransferとTransformationの違いの説明は”すっきり”という感じでした。武藤先生は、transformationを変換と訳されていましたが、日本語の書籍の中では、transferもtransformationも転移と訳されていることがありますが、RFTの言葉としては、厳密には違う意味があります。このあたり、ちゃんと言葉を使ってほしいとYvonne先生は言われています。

